「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた３」と4巻完結の百合ラノベを振り返る

ライトノベルについては最近感度が低くなっており発売後に知ることも多いのだが毎日百合ラノベを探して小さい画面でラノベ杜を血眼になって調べまくっていた頃と比べるとどちらが健全（笑）か考える今日この頃

というわけでライトノベル発売Botで3巻が出たことを知るの巻

相変わらずカクヨム版は未読也

3巻まで生き残るとどんな作品でもシリーズの方向性が決まってくるもので、この作品の例外ではなく1巻の時点では配信の書き起こしにしか思えなかった本作もライトノベルらしい体裁になりWebらしい軽く読める感じはかなり薄くなったもののこれはWeb配信の書き起こしではなくライトノベルなのでこれでいいかと。

それよりも本作のキーアイテムが伏字になってしまったことも大きな変化だと思うが元々伏字が多かったこともあり後書きを読むまで気づかなかったorz

それなりにシリーズを続けるつもりがあるという決意表明とポジティブにとらえるべきか表現規制の影響はすぐに気づかないというかなんというか…

内容はといえば新キャラの投入はなく既存キャラの掘り下げというべき内容で2巻の終わりで触れられた晴先輩のライブまでに起きた大☆事☆件をつらつらと語っている感じでマネージャなんかの内輪ネタも増えてきてまだまだ掘り下げられそうだなという雰囲気もありネタ切れの心配はなさそうだなと変な心配をしてみる。

ラストのライブのエピソードはお涙頂戴でここである種一区切りでは？というかこれで終わっても問題ないのでは？という内容ではあったものの無事4巻が出るようで百合ラノベとしては比較的長く続きそうでなりより。（なお同時期に出た某なろう系は4巻以降音沙汰がない気がするがあれは百合ラノベ（要出典）なので…）

百合ラノベとしてはご法度な男の娘ネタも出てきたがまあ案件（not百合）が来た的なエピソード内の1っ発ネタでキャラクター小説として影響はないのでこれで燃やすのはナンセンスというかどうも次は続けるのであれば絶対あるだろうと思っていた一波乱ある回らしいので燃やすつもりの人も4巻を購入してから方がいいというか4巻まで続く時点で貴重なので次回に期待。

本作は4巻以降も続くという表明がされたが百合ラノベだと続くといっても4巻で終わりの作品も結構多くてどこまで刊行されるのかはちと不安があると同時に4巻まで続くだけでも割と長寿なのが百合ラノベの悲しいところ

kuha207rapidmasayume.hatenablog.com

そろそろ1年前になる百合ラノベ羅列記事によると4巻完結の作品は

・魔法鍵師カルナの冒険

・クジラのソラ

・君が僕を

・アイドライジング！

・輪廻のラグランジェ

・夜姫と亡国の六姫士

・ふぉーくーるあふたー

・メルヘン・メドヘン

が該当するもののアイドライジング！は打ち切りということが明らかであるし今出たら百合ラノベ扱いされない可能性が高い魔法鍵師なんかも含まれいるのがなんとも…